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遠距離通勤って実際どうなの?気になる「新幹線通勤の定期代」について

節約したい!移動費の問題

遠距離通勤都心で仕事をしている人の中には新幹線で通勤している方がいるかもしれません。
たとえば都心を離れたリゾート地に週末は暮らして、そこから都心へ通いたいという方もいるでしょう。
遠距離通勤では新幹線ならば時間的には問題なくアクセスできることが多いのですが、一つの課題として通勤費の問題があります。

実際に静岡や熱海、宇都宮などから新幹線通勤で都心に通っているという方はいます。
通勤費については会社によって支給制限があるケースとないケースがあります。
ただし、支給制限なしの場合には特急料金は含まれていないこともあるため気をつけましょう。

もし新幹線通勤をしたいならば、自分が勤めている会社がきちんと通勤手当を用意しているのか調べておきましょう。
すべて自費で通勤費を出すのはかなりの出費になってしまうためおすすめできません。
また、知っておきたいこととして、通勤費には非課税限度額というものがあります。

たとえばこれまでは月に10万円を超える通勤手当に対しては所得とみなされて課税対象となっていたのです。
余分に収入があるとみなされてしまい、その分の税金が発生してしまうのです。
これからは非課税限度額は引き上げられる可能性もあるためよく調べておきましょう。
もし限度額が上がったならば、税金のかからないエリアの範囲が広がるでしょう。

具体的に必要な通信費

もし東北新幹線で宇都宮から東京まで定期で通うとすると、月に約10万円かかります。
越後湯沢から上越新幹線で東京まで通うならば月に15万円かかるでしょう。
小田原から東海道新幹線で東京まで通うケースでは、月の定期代は7万円となっています。

これらはかなり高額なように思われるのですが、日割りしてみると1日あたり2千円程度となっているため、実は割安なのです。
たとえば平塚から東京までは片道で1,144円かかってしまうため、移動距離を考慮にいれると新幹線の定期代というのは意外と安いのです。
非課税限度額に注意をして、会社が通勤手当を払ってくれるならば、ほとんど負担にはならないでしょう。

新幹線通勤の場合は、移動時間が往復で2時間近くかかってしまうケースがあるのですが、都内に住んでいるときとそれほど生活に違いはないという方も多いです。
新幹線は都心の通勤ラッシュに巻き込まれるようなスタイルに比べるとかなりゆとりがあります。
ただし、夜になると新幹線の本数が少なくなってしまうため、早めに帰る必要があります。
都内でストレスの溜まる生活をするよりも、通勤ラッシュを避けて新幹線通勤をして、しかも快適な住居で生活をするというスタイルはこれから一般的なものとなるでしょう。