別荘を所有するとかかる維持費は?

別荘がほしい、その際にかかる維持費を理解する

生活に少し余力があり、別荘を購入できる資金が整っていれば別荘を購入するということを考えることができます。
ただ別荘を購入する場合、購入資金以外にも、税金や別荘を維持するための費用があるかどうかということも考えなくてはなりません。

別荘を購入してからかかる維持費に気がつき、これはやっていけないと思うよりも、最初から別荘についての維持費を理解しておくほうが安心です。

別荘の維持費は管理、物件によっても違いがある

別荘の維持費とは何かというと、例えば別荘の庭の手入れ、街路樹の整備など、こうした費用も維持費に含まれますし、管理費、修繕積立金なども必要となってきます。
管理費、修繕積立金などの維持費については、一戸建て別荘を購入するのか、それともリゾートマンションを別荘として利用するのか?それによって違いがあります。

管理体制が整っている別荘の場合、別荘地内を警備する管理人がいるなど、管理費がかかることもあります。
別荘を所有している方が、普段できない管理についてサポートしてくれる費用です。

このほかに一戸建て別荘の場合、庭、建物周辺の草刈、壁や屋根などの補修費用など、最初からかかる費用を試算しておいて、予算として費用を捻出できるかどうかも考えることが必要です。

管理体制がない別荘の場合、メンテナンスなどすべてについてオーナーが行うことになります。
そのため、管理費等の徴収はありませんが、必要なメンテナンスについて自分で業者さんに依頼することが必要ですし、定期的に別荘を見回るということも必要となってきます。

リゾートマンションを別荘として利用する場合はどうなのでしょうか。
通常こうしたリゾートマンションを別荘として利用する場合、マンションのオーナー全員が共有して利用する大浴場、廊下、エレベーターなどについて清掃、点検する費用が必要です。

この費用は大規模な回収等が必要になる際に備える終戦積立金として徴収されるところが多いようです。
費用は日々の管理費用というよりも外壁の防水塗装、屋根部分、屋上部分の修理などの大掛かりな工事を行うための費用です。

こうした費用がかかるということを踏まえて、一戸建て別荘がいいのか、それともリゾートマンションを別荘として利用するほうがいいのか、しっかり考える必要があります。

別荘でも必要なランニングコスト

別荘の場合、場所によっては秋口くらいから暖房が必須という場合があります。
また陶器は凍結などによって水道管の破損などを避けるため、水抜きなどのメンテナンスが必要です。
こうした作業を業者に依頼しておくなら、費用を準備しておくことも大切なことです。

別荘探しには修繕費用や積立金、また管理費やランニングコストなどをしっかり考えて購入することが必要なので、別荘そのものの費用と維持にかかる費用を試算し、計画的に費用について考えることが重要なのです。